子供のむずむず脚症候群の原因と対策
むずむず脚症候群は聞きなれない病名ですがどういった病気なのでしょうか。
主な症状としては、足の不快な感覚が気になって、じっとしていられなかったり、眠れなくなったりするものです。
具体的には、痒み、針が刺すような痛み、虫が這っている様な不快感と形容される場合が多いですが、感覚的なものなので、個人差もあるでしょう。
比較的、症状は夜に強く感じる方が多いようです。
また、妊娠中の方や子供に発症が多いと言われています。
足の皮膚表面と言うより、内部の不快感を感じたら、この「むずむず脚症候群」かもしれません。
症状を説明する力が未発達な為、皮膚病や、不快感の為じっとしていられず、ADSL(注意欠陥障害)と間違われるケースもあります。
子供のむずむず脚症候群の原因
むずむず脚症候群の原因は、鉄分の不足であると言われています。
鉄分は脳内のドーパミンをスムーズに伝達する為に必要な物質と言われています。
その鉄分が不足する事で、ドーパミンの働きの一つである「不要な刺激をカットする」と言う役割が上手く果たせなくなっている可能性があるのです。
大人のむずむず脚症候群の患者の場合には、体内の鉄分量が不足しているケースが多い事がわかっています。
体内の鉄分量自体に問題は無くても、肝心の脳への鉄分の供給が出来ていないと言う事があります。
どう言う理由で、脳に鉄分が行かないのか、まだ解明されてはいませんが、遺伝的な要因が大きいのではないか、と言われています。
子供のむずむず脚症候群の対策
むずむず脚症候群の症状にあてはまる場合は、まず日常的に、次の方法を試して様子をみると良いでしょう。
この病気は夜に強く症状が出ます。
カフェインの摂取は、夕方から夜にかけて控えます。刺激物質であるカフェインは症状を悪化させる恐れがあります。
特に緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶などにもカフェインが含まれているので、お子さんに飲ませる場合は気を付けましょう。
食事については鉄分を多く含む食材を積極的に取り入れましょう。
鉄分サプリメントなどを利用するのも良いです。改善しない場合には、睡眠外来や神経内科等の専門医を受診しましょう
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